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益子合同合宿レポート

栃木県益子町に行ってきました。今回の合宿も、東京都大田区にある上池台ジュニアサッカースクールのお友達と合同で行ないました。

現地までは貸し切りバスで移動しました。出発時刻は、7時半と朝早かったのですが、子ども達のテンションはすでに全開。3日間どうなるんだろうとすごく楽しみな出発でした。早起きして、見送りにきて頂いたお母様方ありがとうございました。

途中、上池台の子ども達と合流して、益子へ向かいました。前回の合宿で面識のある子供同士が何人かいたので、みんなすんなり仲良くなっていました。

現地に着いたら着替えてすぐに練習場へ。もの凄く広い大人用のコートでみんな大はしゃぎでした。練習では、さらにみんなが仲良くなれるようにコミュニケーションを沢山とるメニューを取り入れ、「みんなの名前を必ず覚えて帰るんだぞ」っと、八千代と上池台の中を深める、さらには同じスクールの仲間同士の中も深められるよう声をかけました。

全員の名前を覚えられたかどうか分かりませんが、打ち解けた雰囲気になった事は確かです。食事の席など特に指定することはなかったのですが、八千代同士で固まる、上池台同士で固まるという現象は起きず、自然とみんながバラバラになって食事をしていました。いいことです。

今回の合宿で、自分自身で物事を考えてほしいという事をコーチ陣で頭に入れ子供たちに接していました。 「何でもコーチがやってくれる」「コーチに聞けば分かるからいいや」のような考えをきっとみんな持っていたと思うのです。案の定初日は、質問の嵐でした。そんなこと聞くの?という内容のものがほとんどでした。

ジュースを買うにも、アイスを買うにも、お土産を買うにもまずは許可を得なくては駄目という感覚があったのでしょう。きっと学校などでは許可を得なくてはいけないのかもしれませんが。でも、今回の合宿ではあえてどれも自由にしました。好きなときに買えばいいと。

その代わり子ども達全員を集めて約束をしました。「ジュースやアイス、お菓子は買いたいときに買っていいよ、その代わりご飯を残したら承知しない。だからいつ飲むか、いつ食べるか考えること」

コーチ陣の意図としては、自由の中でも守らないといけない最低限のルールを守ること、家から持ってきた限られたお金を3日間の間で上手に使えるか。自分自身で色々と考えて欲しかったのです。

初日にお土産を買いすぎて、残り二日ジュース等を買えなくなってしまった子も何人かいました。失敗する前に手を差し伸べるのではなく、失敗する事で学んでほしかったのです。3日間でみんなそれぞれが色々な失敗をしたと思います。その失敗があるからこそ「次はこうしよう」と考えてくれたのではないかと思います。

イベント風景イベント風景イベント風景

二日目からの参加でしたが、栃木も桜が綺麗でした。元気で目が爛々としている子どもたち。子どもの無尽蔵なエネルギーには本当にビックリしました。

子どもの時、疲れるという感覚がまったくわからなかった。しかし夜になるととんでもない睡魔に襲われていつの間にか朝になっている。

これを毎日毎日繰り返して色んな事を経験して考えて。そしたらいつの間にか体は大人になって今日こうやってパソコン打っている自分がいる。

様々な経験から自分なりに感じ、考え変化していく。そのあらゆる出来事の経験によって成長していく中で最近思うのですが、あらゆる出来事が子どものころより減ってきているかのように思うのです。

子どもはいきあたりばったりで、その瞬間どうしたら楽しいかだけを考えて行動するように思います。周りのお友達を考えないでとまではいきませんが、優先順位が自分というものが高いため、あらゆるハプニングが起こります。

そのハプニングの一つとして、夜中のミーティングが始まる前に、ビール瓶が部屋で割れていたことがありました。そして誰も知らん顔です。

上池台サッカースクールの山口コーチがみんなに聞きます。
「割った人ではなくて、ビール瓶が割れてたのを知っていた人は誰!?」
挙手を求めると数名が手をあげてこんなことを言います。
「俺部屋来ていた時は既に割れてたよ。俺知らない!」
または
「割ったのは俺じゃないよ!!」
それに対して山口コーチが問います。

「割ったかどうか聞いているんじゃない。割ったままそのまま知らないフリしてるのはおかしくないか?」

そう、割った後知らないフリをしていることや、割った後何をすればいいか伝えたかったのですが、子どもたちはひたすら俺じゃない俺じゃない・・・。

自分のことしか考えていない子どもたちに洵也コーチは言います。

「割ったかどうか聞いていない。俺たちがみんなを頭ごなしに怒鳴りつけたことあるか?思いきり殴ったことあるか?怒られるから言わないなんてのは駄目。絶対後でバレるんだから、やっちゃたことはどうしようもないから誰かがやったとかよりも割ったことが悪いんじゃなくて、割ったあと、もしくは割れているのを見た後にどうするかが大事。なっちゃったものはしょうがない。なっちゃった後どうしたらいいか考えなければいけない。」

100点の問いかけにみんなが一瞬心打たれていました。私はとりあえず感動して泣いてしまいました。エーンエーンてね。

話しは長くなりましたが、こうやって一つのハプニングやアクシデントがあって、それを一緒に考えた合宿は子どもたちにとっては考えさせられ、そしてこのハプニングによって一つの経験をしました。

このような積み重ねが今後の成長に繋がるのかもしれませんね。

ちなみに、ビール瓶をスタッフで片付けていると、ひたすら見にくる子どもが約1名いました。放火魔とか火事になった現場にもどるとかよく聞かないでしょうか。

もしかしたらその子が犯人かもしれません。でもみんなには言わないでしょうけど、誰かが割った中で犯人がいて、みんなで考えたあのミーティングできっと本人は反省したと思います。

最終日、益子焼を経験した子どもたちはとても楽しそうでした。粘土を一生懸命ごねて作った益子焼。子どもたちにとってこれも大きな経験だったと思います。実は私もどうしてもやってみたかったのですが、だいすけコーチや洵也コーチから
「益子焼をやりに来た合宿でしたね。」
とあとで非難の嵐で面倒になると考え我慢しました。

益子焼作りたかった(;_;)

帰りのバスの中はキャプテン翼の漫画を見ながら帰りました。新しいシリーズでの話しだったので、私たち世代から見たら声優や画像とか何となく違和感があったのですが、それでも子どもたちは集中して見ていました。おかげで帰りのバスはおとなしく帰ることが出来ました。

そう、キャプテン翼の漫画の魅力は何でしょうか。あの洵也コーチは散々俺は帰りのバスは寝るぞ!!とか言ってたのにとんでもない集中力で見てましたから。

合宿が終わり数日が経った今、レッスンにも少し変化が見えるのです。合宿に参加した子どもの一人が集中してレッスンするようになったのです。

その子はU−8なのですが、きっと周りのお兄ちゃんたちの行動を3日見て刺激されたかもしれません。こんなちょっとの合宿でも変化は生まれました。その変化の一つとしてやっぱり家が一番だなーって感じた瞬間だったのかもしれません。

親から離れて生活する機会はとてもよい経験になると思います。これからの合宿イベントありましたらまだ参加されていない方、是非検討の上参加していただけたらと思います。

写真/鈴木洵也 文/鈴木洵也・木村拓人
八千代スポーツガーデンサッカースクール  TEL:047-480-0071
〒276-0046 千葉県八千代市大和田新田458-1

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